手書きPOPは野菜販売における最強の販売促進方法 6 〜非計画購買者に対するPOPの役割〜
売れるお店は「活気」がある
売れる店舗と売れない店舗の違いは何か?
人が集まる店舗には「活気」があります。
活気とは、お客様が入店して瞬間「いいお店だ」「流行ってるね」「何かいいものありそうだ」と感じていただくための雰囲気のことです。
「活気」を作る方法
「活気」を作るにはどうしたらいいか?
陳列量は大切です。商品が豊富に隙間なく揃っている開店直後の状態を保ちたいところです。
ところが生鮮食料の野菜の場合、店頭在庫をたくさん持つわけにもいきません。
そこでP O Pで隙間を埋めると同じような効果がでます。
売り切れ情報や次の出荷予定やお客さんの声なんかを
お手紙風に置くことも一つのアイディアです。
これで売り場の密集度が上がり店頭在庫を増やすのと同様の効果が見込めます。
もう一つ大切なことは「変化」です。
いつまでも同じP O Pを置いておくと、変化を感じません。
更新されない誰も見ないホームページと同じです。
お客様の来店頻度程度にPOPを付け替えすれば新鮮味が出てきます。
「高い密集度」と「変化し続けること」は、売れる売り場づくりの鉄則です。
続いて、非計画購買者の購買心理について考えてみましょう。
非計画購買者は買う目的物があってお店に来ているわけではありません。
「変わったものないか?」
「面白いものないか?」
「美味しいものないか?」
「お得なものないか?」
と思って売り場を周ります。
そこで、P O Pは、お客様の視点を集め、買い物の流れを作る起点になるツールです。