売上が伸びる手書きP O Pの書き方 7 〜POP制作の流れ〜
このシリーズの最終稿になります。
POP制作の実技編として、制作の手順を解説します
30分でPOP制作するために
次の6つのステップで進めます
1つづつ順番に解説します
①伝えたい情報をメモに書き出す
まず、今日は何をターゲットに販売促進したいか?
ターゲットが決まったら
想定したペルソナ(想定顧客)に伝えたい情報を整理する
商品が野菜だったら、
誰が作った?「生産者名」
何を?「品目(ブランド名)」
いくらで?「値段」
どうやって注目させる?「キャッチコピー」
商品説明 「生産者の想い」
顧客の脳にイメージを定着させる「イラスト」
②用紙の種類と大きさ、ペンの種類を決める
POPの完成品がイメージできたら
制作にかかります
まず、道具の準備です
何に表現するか?紙なら、大きさ?縦書き?横書き?紙質?色は?
紙以外なら、デジタル表現?黒板?
筆記道具は?マーカー?筆ペン?チョーク?電子ツール?
③レイアウトを決める
では具体的に手を動かしてみましょう
構成と台紙が決ったら
鉛筆でそれぞれの項目をレイアウトしていきます
強弱をつけながら位置と大きさを決めます
④配色を決める
文字の色は、多色はダメ、原則は3色がベター
キャッチコピーは特に目立つ色、例えば赤
そして標準色の黒
最後の色はキャッチコピー色の補色
⑤実際に書き込む
キャッチコピーは赤字、それ以外の文字は黒色
イラストには商品(枝豆)のグリーン
ビールにピッタリのイメージからビール色(黄色)
1色多くなりましたが
できるだけシンプルにまとめましょう
お店オープン前の短い時間の準備です
このくらいの時間で仕上げましょう
そのためにも、日頃からキャッチコピーなど
ネタを仕込んでおきましょう
このシリーズはここでお終いとさせていただきます