売上が伸びる手書きP O Pの書き方 6 〜色使いの基本〜
POPは目を引くためにもカラーで仕上げましょう。
その時、色使いは迷うところです。
色使いによってイメージがガラッと変わってしまします。
色使いにも法則があります。
今回はこれを学んでいきましょう。
① 配色の基本
道具が揃って使える色がたくさんあると、
賑やかに多色で書きたいところですが、基本は3色まで制限してください。
配色の基本はバランスにあります。
多色にするほどバランスが取りにくくなります。
素人が短時間で作成する場合は3色以下の配色にしましょう。
②目立つ色とは
そして一番目立つ色をキャッチコピーに使います。
黒と補色関係(色相環の対極)の2色が原則です。
例えば、黒・赤・緑です。
陳列される商品の色合いとの関係でP O Pが目立つかどうかで決めましょう。
少し派手すぎるくらいがちょうどいいかもしれません。
③ 季節に合った配色
お店に活気を出すためには「変化」が必要を述べました。
「変化」を手っ取り早く取り入れるために「配色」を使いましょう。
季節には代表する色があります。
ハロウィンの頃ならオレンジ、
桜の季節ならピンク、
新緑の季節なら緑、
梅雨なら紫、
夏なら青、
紅葉の季節なら赤、
冬なら灰色など
季節をイメージできる配色が望まれます。
④「いい紙」を使って高級感を演出
商品の単価が低いからをいって、普通のコピー用紙は空き箱段ボールの切れ端などを使うことはやめましょう。
店の品格に関わってきます。
安売りで勝負する店ならショップコンセプト似合うかもしれませんが、
他にない良品、珍しい商品を扱う店なら、
少しいい紙を使って、高級感や上質な雰囲気が演出しましょう。
少し厚めのカラーペーパーが適しています。
白・ベージュ・クリーム色ならどんな色の文字にも合わせやすくなります。
複数のP O Pを置く場合は統一感にも注意しましょう。
⑤台紙を上手に使おう
絵画のお化粧に額縁が欠かせないように、
P O Pも台紙に貼るだけで額縁効果が生まれ、高級感や注目度がアップします。
目立つ色の台紙に白紙ベースのP O Pを貼り付けるだけで目立つP O Pになります。
台紙の素材は紙のほか「木の板」や「布を貼ったボード」「コルク板」など自然素材も使えます。
店の雰囲気に合った演出をしましょう。