売上が伸びる手書きP O Pの書き方 3 〜売れるPOPを書いてみよう (前編)〜
前回までで、POPの基本構成を説明しました。
今回からは、5つのゴールデンルールを踏まえて
実際に売れるPOPを書いてみましょう。
① P O Pはキャッチで決まる
PO Pが提示する基本情報は、誰が、何という商品を、どのくらいの量を、いくらで売るかです。
売れるP O Pになる生命線は瞬時に引き付ける「キャッチコピー」です。
キャチコピーにはP O Pスペースの1/3を使いましょう。
キャッチコピー→イラスト→商品名→値段→商品説明の順で目が動きます。
紙は縦でも横でも構いません。各要素のレイアウトの例を示します。
② 文字の大きにメリハリを
文字の大きさにメリハリをつけましょう。
大中小の3種類が基本です。
大きい順に読まれると考えていいでしょう。
大きい文字のキャッチで引きつけて、
中文字の商品名や価格、
小さい文字の商品説明の順に読んでもらえます。
これでリズムが生まれます。
③余白を作らない
次は「プロっぽく見せるテクニック」の紹介です。
余白が少ないと上手く見えます。
「自信」のない人の文字はどんどん小さくなっていき、余白が生まれがちです。
意識して、余白を作らず「ぎっしり」スペースを埋めることに注力して
「ボリューム」や「迫力」あるP O Pに仕上げてください。
余白を少なくするテクニックは、
紙全体で考えず、紙を3つ折にして、
それぞれに配置する要素を決めて、各部分ごとに余白を埋める
(1)文字は大きく
(2)イラストを大きく
(3)アンダーラインや額縁(囲み)を使う
(4)「これでもか」と情報を盛り込む