使ってみてよかったもの(4)シェアサイクル
シェアサイクル とは?
ウイズコロナ、アフターコロナで流行るものは?
3蜜を避ける。特に満員電車には乗りたくない。
通勤時間帯をずらすか?自家用車?自転車?徒歩?
いろいろと対策は考えられるが、10km圏内であれば自転車、
欲を言えば、電動アシスト自転車がいい。
所有からシェアする時代を先取りするため、購入を考える前に、
シェアサイクルを試してみました。
好きなタイミングで好きなだけ使える自転車です。
乗り捨てOK、予約・鍵、支払い全てスマホで完結するシステムです。
我が家の近所では、HELLO CYCLINGのダイチャリが一大勢力なので、
早速、登録して使ってみました。
スマホにアプリをインストールして、クレジットカードを登録して終わりです。
そんなに難しくありません。
予約してみました
まず、予約です。
駐輪基地は結構たくさんあり、駅周辺や市街地であれば、徒歩圏内で見つかります。
セブンイレブンに併設するケースが多いようです。
アプリから予約します。地図上に自転車マークで基地が表示されます。こんな感じ。
近くの駐輪基地をクリックすると、その基地に配置してあるアシスト自転車が、車両番号とともに表示されます。
アプリ画面に、電池の残量や料金とともに表示されます。
レンタル料金は一緒なので、電池残量の残っているものから選択します。
すると、パスワードをもらえて、予約完了。
料金は、15分70円、12時間で1000円。
1時間で280円。ちょっとお高い。
電動アシストなので、電池を使い切ると、
その後は、普通の自転車になってしまします。
3段変速ギヤなので、万一電池ぎれでもなんとかなるとのことですが。。。
実車してみます
ちょっと無謀のようですが、事務所から昭和の森まで往復する計画を立てました。
往復38km、周辺の見所を数カ所回ると40km超える計画です。
100%充電の表示がある自転車を予約して、実車しました。
メーターは2つ。右が実車、乗り捨ての管理用です。
案内に沿って、予約時のもらったパスを入力すると、鍵が外れます。
左が、アシストの切替ようです。電源オンオフのほか、
電動アシストの補助力切り替え(大中小の3段階)、
電池の残量、残りアシスト距離などが表示されます。
この場合、電池残量は3/4程度、走れる距離は43km。
あれ、フル充電の車体を選んだはずなのに、結構消耗しています。
このままでは、全行程をアシストするのは無理そうなので、
坂道中心にオン・オフの切り替えが必要です。
車体は、見た目きれい、パンクやブレーキの効きを確認して、実車します。
電源オン。漕ぎ出しの加速はかなり楽ちんです。
坂道もスイスイ快適です。
往路は上りが多いので、目的地付近で、すでに残り距離が10km以下へ。
復路は、坂道以外は普通の自転車になってしましました。
レンタル時間5時間、上限の1000円の支出でした。
シェアサイクルのメリット・デメリット
さて、評価します。
まずは、メリット。
①電動アシストの性能は満足です。坂道もなんのその
グイグイ引っ張ってくれます。
②市街地であれば、基地はたくさんあり、借りるのも返すのも困りません。乗り捨てできるのはいいね。
③アプリもそこそこ使えます。
④自転車の整備もまずまずです。
デメリット、改善点です。
①予約時の電池残量と実機の残量が違う。
どうやって充電する仕組みなのか分かりませんが、人力で電池回収交換しているなら、こんなもんかな?
ソフトバンク系のベンチャー企業ですが、とてもITで管理しているとは思えない状況でした。
②ちょっと郊外へ行くと、基地がありません。
昭和の森だったら結構な観光地なので、基地があっても良さそうなのですが、ありません。
今回の計画では、電車との併用が望ましかったのですが、そうは行きませんでした。
帰路は相当汗をかきました。
そして、地域で差があり、船橋あたりも少ないようで、
今後の整備・拡大が望まれます。
③料金が高い
20km往復で1000円、電車と変わらない値段です。
もう少し安いなるといいな。
または、流行りの「サブスクリプション」、使い放題で月3000円とかなら、
もっともっと拡大する可能性ありですね。
最後に、まとめます
電動アシスト自転車自体は、相当魅力的です。
価格次第ですが、10万円未満なら、絶対に普及しそうです。
特別定額給付金で買うにはちょうどいい。
サラリーマンの通勤、中高年、子連れママには、とてもいい道具になりそうです。
シェアサイクルの仕組みは、もう少し改善の余地ありです。