本との出会い 3 「オリーヴのすごい力」
どういう本なのか?
60歳を過ぎて、健康の大切さが、最大の関心事になってきました。
健康に対するマイブームは、「農業」、「散歩」、「糖質低減」、「オリーブ油」です。
オリーブオイルは、数年前のイタリア旅行、アグリツーリズムでオリーブ農園に宿泊して、
そのおいしさに感激して以来のマイブームでした。
積極的に使うようにして、ごはん、冷奴、鶏肉、刺身など、何にでもかけます。
そして、今年に入って始めたhalu農法(無農薬・無肥料の自然農法)の農場で、
手間のかからない果樹を育てようと思いつき、
それならオリーブだな。と言うわけで、オリーブ 樹木の活用について
調べたいなと言うことで、手にした本です。
編者は、「小豆島ヘルシーランド株式会社」、小豆島名産のオリーブの研究をしている組織。
出版目的は、開発したオリーブ関連の加工品(化粧品・家具など)の販売促進が目的の様です。
著者は様々な専門家、それぞれの専門性とオリーブとの関連記事を、オムニバス形式で編集した作品です。
どこが面白いか?
編集者の下部組織のオリーブ化学研究所の専門家が、
オリーブの基礎知識と、健康維持にいかに有効か、を解説しています。
簡潔でとてもわかりやすい記述です。
オリーブを栽培した場合、実からオイルを採取するには、加工が大変なので、諦めています。
利用したいのは、葉の方です。その利用方法について調べたかったのですが、
その辺りは詳しく解説がなく、残念でした。
オイルの利用については、食用だけでなく、化粧品として、薬用や美容目的の効果が書かれており、よくわかりました。
私も最近、ボタニカルヘアオイルの代用品として、医薬品のオリブ油(オリーブオイルを塗り薬として製剤されたもの)を使い始めています。
しっとり感が強く、髪や肌の乾燥防止によく効きます。主成分のオレイン酸の有効性がうなずけました。
私はこう解釈した
オリーブとはこれからも長く付き合っていこうと感じました。
できれば、自分で無農薬栽培して、加工までやりたいと思っています。
室内の観葉植物としても魅力的です。
そして、オリーブの有効成分として、ポリフェノール、オレイン酸、ビタミンE、鉄分は、
整理調整力に優れており、高齢者の錆びつき(酸化)防止に有効な食品であることを
摂取しながら実証していこうと思います。
読み終わって何が残った?
今年始めたオリーブの、無農薬栽培では「葉」の加工品を中心に利用しようと、方針が固まりました。
書籍自体は、「販売促進」目的が見え隠れして、かなり飛ばし読みしました。
その中で目を引いたところが1箇所だけ、試したいレシピがありました。
玄米とオリーブオイルの卵かけごはんです。
味付けは、塩とオリーブオイルだけ、プチトマトとの組み合わせが美味しそうな一品でした。試してみます。