日帰り首都圏の山を歩く 1 高尾山
自粛明けの高尾山
四季ごとに訪れてきた高尾山です。今春も4月に山桜を見に来たかったのですが、コロナ騒動のため、断念しました。
自粛が解除され、県境超えの移動が解禁になったので、久しぶりに訪れました。
今日の行程は、高尾山口駅→ケーブルカー山麓口→(表参道コース)→展望台→さる園→薬王院→高尾山山頂→もみじ谷→(吊り橋コース)→(6号路)→高尾山口駅 です。
高尾山口駅から表参道を登る
建築家 隈研吾デザインの駅舎を出て、ケーブルカー麓駅に向かいます。
梅雨の中休み、快晴の空のもと出発です。
今日は、夏至の前日。
早朝7時30分ですが、お日様はすでに高く、暑くなりそな気配です。
まだ、人出は少なく、密を避けて午前中に下山する予定です。
まずは、滝行の修行場を見ながら、表参道を行きます。
すぐに、金比羅さんのある展望台に到着。
展望台からは、東京都心のほか、埼玉から筑波山、横浜まで関東平野を一望できます。空気が澄んでいるとスカイツリーや東京タワーの姿も。
金比羅さんで山行の安全を祈願して、先に進みます。
展望台から薬王院へ
20分も登ると、ケーブルカー山頂駅を左手に見ながら、見晴らしのいい展望台に到着。
夏には、ビヤガーデンになる丸い展望台です。
ここからの都心方面の見晴らしも素晴らしい。
少し行くと、さる園へ。まだ、開園前です。
定期的にイベントなんかも開催されて、ファミリー客には好評のようですが、入ったことはありません。
さる園を過ぎると、すぐに杉の大木が見えてきます。
蛸杉と言って、450年を超える樹齢の大木で、タコの頭のような根っこが露出していて、
撫でると開運のご利益があるらしいのですが、人の雑菌が木の寿命に差し障るということで、
身代わりにタコの置物が置かれて、「ひっぱり蛸」として代役を果たしています。
コロナ騒動のため、今は撫でることも自粛要請の張り紙が出ています。
横目に見ながら先へ進むと、境内へ入る門がまえが見えてきます。
急階段の男坂と、緩やかな坂道の女坂、分岐が見えてくると薬王院はもうすぐそこです。
薬王院から山頂を目指す
登り始めて1時間ほどで薬王院の仁王門に到着です。
薬王院といえば、天狗様。青銅の躍動的な銅像にお詣り。
天狗様の隣の祠で、お金とお客様にご縁を求めて、祈願します。
お正月のコマーシャルでよく見る赤い門。
門をくぐると本堂です。
後厄の今年を無事に乗り越えられますように。
天狗様にしっかりお参りして、先に進みます。
極彩色で彩れれた御本社を抜けて、奥の院も抜けて、登山道に入るます。
高尾山山頂に到着
いつもなら、人でごった返す山頂でrすが、今日は静かです。
雲がかかって、今日は富士山を拝めません。
昼食を取るために、少し先のもみじ台へ足を伸ばします。
もみじ台と言っても、桜の季節は、山桜がきれいな穴場です。
山頂が混雑する季節は、ここの方が人が少なく、
そして、展望がきく意味でも穴場です。
帰路 (吊り橋コースから6号路を抜けて)
帰りは、山頂に戻らずに、吊り橋コースで帰ります。
初夏の緑の中を20分ほど降ると、吊り橋が見えてきます。
絶好の写真ポイントなので、アベックさんが道を塞ぎます。
無粋なので、そっと待ってから、先へ進みます。
吊り橋を越えると、まもなく表参道コースへ合流。
すぐに、6号路へ入り下山を急ぎます。
歩き始めて約3時間、そろそろ人出が多くなり混雑しだす時間です。
お地蔵さんが見えてくると、すぐ先がケーブルカーの駅。
舗装道路をさらに降ると、スタート地点の山麓駅に到着します。
絶好の天気の中、久しぶりの山行を楽しみました。
動画にまとめましたので、参考までに。