手書きPOPは野菜販売における最強の販売促進方法 5 〜お客様の購買心理〜
お客様の購買心理のプロセス
野菜直売所に来店したお客さまの購買心理のプロセスは次のように進みます。
1 注目:お店の看板を見て入店します

2 興味:店内を見渡して陳列されている商品に興味を持ちます

3 連想:興味を持った商品を買って料理して食べる自身を連想します

4 欲望:連想がいいイメージであれば欲望に変わります

この時のお客のアクションは「欲しいけど、この商品信用できるかな」と考えるようになり、
商品情報をもっと欲しくなります。
5 比較検討:他に類似商品があれば比較に入り、「本当にこれでいいか」検討します

6 信頼:ここで意思決定します

その時重要な点は「信頼できる人からしか買わない」です
特に初回購入の時は、商品説明や効果を期待して購入します
この時、背中を押してくれるのが信頼です
信頼とは?
まず、あなた自身のことを知ってもらうことです
どんな経歴を持つか?
農業に対する思い、
集中して力を入れてること
その信頼をベースに、POPの内容が本当であると思わせることです
7 購買:そしてクロージングの購買になります

8 満足:接客して選定を手助けしてもらった嬉しさと自分で選んで購入した満足感を持ちます

この2から6までの場面で、
お客様とあなたのコミュニケーションを仲介する手段が手書きP O Pなのです。
中でも一番大切な場面は6の「信頼」です。
そのためにP O Pには「あなた自身」のことを書くことが重要です。
この商品を作っているあなた自身についてお客様に伝えることが信頼につながります。

ここで注意することは、
「あなたにしか伝えられない情報にこそ価値がある」ということです。
この点が隣の農家との差別化につながり、あなたを選ぶ理由になるのです。
そして、購入した商品が良ければ、あなたを指名して買うようになります。
これがブランド化につながるというわけです。