大人の散歩倶楽部 4 小金宿のあじさい寺 本土寺を訪ねて(北小金〜新松戸)

散歩行程

梅雨に入り、あじさいの季節。千葉県のあじさいの名所「本土寺」を中心に行程を組みました。

この辺りは日光街道の宿場町「小金宿」にあたります。

JR北小金→本土寺→東漸寺→関さんの森→JR新松戸 の行程約2時間の散歩コースになります。

本土寺 行程

JR北小金から本土寺へ

本土寺は、日蓮宗の古刹であじさい寺としても有名なお寺です。

40年前の学生時代、このお寺の近くに住んでいました。懐かしい土地です。

その頃からあじさい寺として賑わっているお寺です。

お寺の起源は13世期、参道の並木道は当時のままの面影を残しています。

参道の並木

立派な仁王門を抜けると、受付があります。

本土寺の仁王門

長谷山としては、池上の本門寺、鎌倉の妙本寺に並ぶ古刹だそうです。

拝観料は500円なり。

雨模様の平日だったので、参拝客はまばらです。

境内では1万株を超えるあじさいが迎えてくれます。

若干季節が遅いのか、花のみずみずしさが今一つでした。

五重塔にあじさいが映えます。フォトスポットのようです。

本土寺 五重の塔

本堂に参拝して、菖蒲池へ向かいます。

本土寺 本堂

菖蒲池への途中、秋山夫人の墓を発見。徳川家康の側室だったそうです。小金城主に縁があるそうな。

秋山夫人の墓

池は花菖蒲園になっています。花は終わった後でした。

本土寺 菖蒲園

あじさいと一緒に見れる時に再訪問したいものです。

本土寺を後にして、北小金駅方向へ戻り、小金宿・東漸寺へ向かいます。

関東十八檀林の東漸寺

北小金駅南口を抜けて、さらに南へ、10分くらいで東漸寺に到着します。

こちらも、趣のある古刹です。

こちらは15世期の創設。江戸時代は徳川家の保護を受けて大きくなったそうです。

関東十八檀林と称された(千葉市で言えば大厳寺)大寺です。

参道を通って境内へ、

東漸寺 参道

趣のある仁王門を抜けて、

東漸寺 仁王門

本堂です。徳川の葵の御紋が目を引きます。

東漸寺 本堂

丁寧に参拝です。

参拝の後は、大通りに戻り、南方向へ。

関さんの森から新松戸へ

旧街道を途中で西方向へ曲がり、坂道を下ります。

次の目的地は関さんの森です。

ちょっとわかりにくいところなので、地図を片手に探します。

細い道を右折してちょっといくと到着します。

江戸時代の名主の屋敷跡で、屋敷林が当時のまま残されています。

現代では、相続の度に消えていく運命の緑地が関係者の努力で保護されています。

内部は里山の様子で、池あり、土塁のような盛り上がり、鬱蒼とした林を抜けて関さんの森をでます。

近くを武蔵野線が通っており、線路沿いに西に向かうと新松戸駅へ到着します。

約2時間の散歩コースでした。

両古刹とも秋は紅葉がいいとのこと、また訪れたいところです。

動画もみてね

本土寺
東漸寺

おおやなぎ経営研究所の最新情報をお届けします