定年退職者の健康保険は何が良いか?

 サラリーマン卒業にあたり、定期的な収入がなくなる中、まず考えることは「支出を削る」。

定年退職後もっとも痛い支出は社会保険料と税金。今回は社会保険料のうち健康保険に焦点を当てて経験を記録しておきます。

まず、第一歩はどんな選択肢があるか調べました。

4つの方法があります。

  1. 再就職して就職先の健康保険に入る。
  2. 国民健康保険に加入する。
  3. 家族の扶養者になる。
  4. 元の健康保険組合の任意継続制度を使う。

それぞれ検討してみました。

  1. 再就職して就職先の健康保険→サラリーマン卒業なので再就職はありえません→不可。
  2. 国民健康保険に加入する。→市役所住民生活課へ行って相談したが、前年の所得(1月から12月)がベース、保険料の目安は所得の11%との回答。退職後すぐでは とても払える金額ではない。→不可
  3. 家族の扶養者になる→ご子息が就職していて そこの健康保険組合で被扶養者になるケース→所得130万円未満(年金生活者を想定)なのでありえない。→不可
  4. 元の健康保険組合の任意継続制度を使う→保険料は倍(会社負担分も自己負担)になるので、国民健康保険と同等かな。ただし、保険料率は4から6月の給料がベースになるので、その間再雇用で所得をが下がっていればこの方法が一番安い。→○私の場合これです。

 どれにしても、前年度のサラリーマン時代の所得がベースになるので1年間は我慢が必要。

地方税も同じ。収入が1/3になった身には相当厳しい制度です。

法人化して自身の給料を抑えると言う手段もあるようですが、法人化の後、また報告します。

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